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第9回 横浜光センター
 
 皆さん、こんにちは。
4月24日(火)、今日はもう1施設見学しました。
希望更生センターと同じビル、東部地域療育センター3Fにある、社会福祉法人くるみ会「横浜光センター」です。

 横浜光センターは、地域で暮らす視覚障害の方々の働く場として、これまで通所授産施設としての歴史があります。障害者自立支援法に基づく新しい施設への移行を契機に、視覚障害の方々への支援を引き継ぎながら、地域で暮らす知的障害を有する方々の働き、交流する場となることも目指しています。そこでは、これまでの「広報よこはま」点字版・録音版などの仕事のほかに、美味しいクッキー作りなどの活動にも取り組み、近隣の保育園のおやつに活用していただくなどの活動が行われています。まちのなかに、なくてはならない場として横浜光センターは発展しています。

革細工なども製作しているそうなので、楽しみです。
 

このビルの3階です。
 

玄関です。
玄関前では革細工やお菓子のワゴン販売があります。
 
まず、山下施設長から施設の説明を聞き、見学に行きました。
 

作業はA・B・Cと3班にわかれます。
A班は点字作業 B班はタオル折や箱詰め・ボールペン組立て C班は洋菓子作り。
 

先ずは、C班の洋菓子作り。
クッキーやマドレーヌ、パウンドケーキ等を中心作っているそうです。種類は数十種類あるそうです。衛生管理もしっかりとしていました。って、偉そうにって思われそうですが、管理人は調理師の資格持ちですのである程度は。
 

目の不自由な方が多いからか、廊下には荷物が一つもありません。
綺麗な廊下です。
 

次にA作業の点字。ここでは「広報よこはま」点字版作成・発送、市福祉局「障害福祉のあんない」などの関係諸団体の会報・案内などの作成も行なってます。他にも名刺なのどに点字を入れる受注も請けているそうです。
 

この機械はプレス機です。
あらかじめ、銅版に点字を打ち込み、それに紙を挟みプレス機でプレスする作業です。銅版の型を利用する事で、点字が読めない方でもこの作業を行う事が出来るらしいです。阿吽の呼吸で次々と点字の読み物が作られてます。
 
 

出来上がった点字の「広報よこはま」です。
たった数ページの広報も、点字になると国語辞典の厚み3冊分になるんです!大変な作業ですよね・・・。
 

名刺などの銅版。ここで一度注文すると自分の銅版が出来るのです。管理人も作ろうかな。
 
次はB作業班

タオル折の作業です。一枚一枚丁寧に折っていきます。
 
完成~。
 

ボールペン組立て。目が不自由な方が作業を行なっておりました。
今回は2色でしたが、4色のペンとか来るらしいです!色の配置を間違えると大変なことになるので、1本1本に気を配って作業をしているそうです。
やっぱり職人技です。
 
革細工です。
革のデザインは、利用者さんの感性だそうです。
見事です!!
 
 
 
 

艶が出るまで擦ります。
名札入れ。欲しいな~。
これを見ている施設様・企業様、お求めになってはいかがですか?
 

雑巾作り。
 
次の部屋は・・・
この機械で、点字版の広報や名刺などの基である銅版を作る機械です。
で、この機械で一つ一つ点字を打ち込む職人さんが・・・

この方です!今は点字の教科書で勉強中だそうです。
何を読んでいるのでしょう。
 

これが点字版の読み物です。よく見ると第3巻と・・・。本当はカラー絵の着いた、たった数ページの出版物ですよ。

見てください!この厚み・・・これが3巻もあるんですよ。
読むのも作るのも本当に大変ですね。
 
以上で、横浜光センターのレポートを終わりにします。
もっと上手にお伝えしたいのですが、伝えかたが下手で。
横浜光センターさん、本当にすみません。
 
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