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第2回 横浜らいず
 
 皆さん、こんにちは。
第2回の施設探訪は、横浜市港北区にある「横浜らいず」さんです。
この施設は、他の施設とは違うよ!と聞いていましたので、何が違うのか楽しみです。
 
 JR横浜駅から市営地下鉄に乗り換えて、仲町台駅で降りました。
仲町台駅から徒歩で20分位と聞いていたので、街を見ながら向かいました。

駅からすぐの所に、大きな公園があり散歩するには最高な場所です。
公園内にはお洒落なカフェもあり、季節が感じられる植物など多く見られます。
カフェは残念ながらバリアフリーじゃなかったです・・・。
   
   
 
 しばらく歩き、長い長い坂を上った所に施設はありました。
広い敷地に、小さな建物がたくさん建っていました。
この小さな建物が管理棟を含む、居住棟になってるいるそうです。
幼い頃住んでいた団地を思い出しました。
   
   
 
横浜らいず全体図
   
   
 
 管理棟で山崎室長にお話を聞き、施設内を案内して頂きました。
管理棟には、居住スペースはまったく無く、事務所・多目的室(リハビリ室)・パソコンルームには機織り機が置いてありました。
また、小さな喫茶店があり居住者さんが飲みにきます。また、この喫茶店では週に一度、昼食も提供しております。この昼食は毎週すごい人気で食べれない方も出ると言っていました。
ここでビックリしたのは、調理場は居住者さんと厨房に居る調理師がコミュニケーションをとれるようにガラス張りになっていた事です。
僕が通りかかったときも、興味深そうに調理場をのぞいている居住者さんが居ました。
   
   
   
   
   
 
 次に案内してくださった場所は居住棟です。
ボランティアさんが手入れした花壇を横切り小さな建物へ入ります。
この施設が他の施設と違う所はここにありました!!
この横浜らいずでは、小規模ユニット制といって、1つの棟に10名、6棟60名の居住者さんが生活しています。
部屋は一人部屋で、共用のダイニング・キッチン・トイレ・お風呂・洗濯機室が完備しており快適に暮らせるようになっています。
棟での決まり後は、全て居住者さんが話し合いで決めているそうです。
一人で何かしたい時は部屋にこもり、誰かとお話ししたい時はダイニングでテーブルを囲み楽しく会話する。
僕は「シェアーハウス」の様な感じがしました。
団体生活で団体生活じゃない、一人暮らしのようで一人暮らしじゃないそんなイメージでした。
私、個人的に好きです。

職員は1棟2人で支援してるそうです。
ちょっと大変そうな・・・。
   
   
   
   
   
 
   
 この横浜らいずを見学して感じた事は、居住者さんが自由に生活しているな〜っと思いました。
気の合ったグループで旅行する場合やまれに居住舎単位で旅行する場合があるそうで、いずれも居住者の意思に任せるそうです。
面会簿、外出簿の類はなく、事務所も「管理」していません。
外来者、居住者は各居住舎の玄関にストレートで出入りしているそうです。
また、毎晩合コンで帰りが遅くなるという大学生の居住者さんの話しからもその自由さが伺えます。
自由なのは凄く魅力なのですが、日中のアクティビティがなく一日退屈に過してる人も居るのではないでしょうか。
   
 
 
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